よしい歯科の豆知識blog

乳歯は、どうせ永久歯に生え変わるから虫歯は痛くなったときだけ治療すればいいわ」とお考えのお父さん、お母さんはいませんか？

確かに乳歯は５～６歳頃から動揺し始め、抜けて永久歯に生え変わりますが、それまでに大切な役割をしています。
咬む、お喋り、顔の形を整えるなどという永久歯と同じ役割プラス永久歯の生えてくるスペースの確保もしています。だから、虫歯でボロボロになって歯の頭の部分がなくなっていると後ろの歯が寄って来て、永久歯のスペースが狭くなって将来歯並びが悪く矯正が必要になることが多くあります。
また、乳歯がひどい虫歯で歯の根の先に膿が溜まったままになっていると、そこから生えてくる永久歯が、黒っぽく変色して生えてくることがあります。

乳歯は、将来美しいお口を作るのに必要不可欠なものです。
お子様同様かわいがってあげてください。