よしい歯科の豆知識blog

乳歯は永久歯に比べ軟らかく歯質の厚みも薄く、一度むし歯になると進行は早く、神経までむし歯が広がってもほとんど痛みを感じないままやがて神経が死んでしまい、骨の中まで細菌が入りこみ歯ぐきに吹き出物のようなうみができます。これを放置しておくと後続永久歯がうみの中に浸っていることになり、永久歯が茶色っぽく歯質の弱い状態で萌出してきます。

又、永久歯が生えてきているのに乳歯が抜けない時も、歯並びがガタガタになってしまうので歯を抜き永久歯に生えてくる場所を譲ります。どうせ乳歯は生えかわるのだからと容易に考えず、後続永久歯の為にきちんと治療しておきましょう。